たつきの家ブログ

設計事務所の日暮らし帖

思い出の片付け方

メルカリを始めて1年が過ぎました。

単純に「家が片付くかしら?」と始めたこの作業、最近ふと気付きました。実はただ不用品を売ってお金にするだけではなかった!

 

子ども達が幼かった頃の洋服やおもちゃや日用品、文具などを、押し入れの奥から引っ張り出し分類、破れたり壊れたりしてないかチェックし洗濯・洗浄します。

久しぶりの小さいサイズの服や思い出のあるグッズに懐かしさを覚え、たまには手放すのが惜しくなったりもしますが、少し前まで「誰かにあげる」とか「捨てる」というと抵抗を見せていた子ども達が、「なんでこんなの大事だったか忘れたー」と笑ったり「使ってもらえるなら嬉しいね」と言うのを聞いて、いざ出品へ。

何枚か写真を撮り、その品物に関する情報を書き込み、お値段は送料と梱包で赤字にならなければそれで充分。購入してくれる方が見つかったら、もう一度丁寧に点検をして、壊れないように大事に梱包をして発送します。

届いたものに関してコメントをくださる購入者の方もいて、やりとりも新鮮で楽しいものです。

 

実は!そこまで来れば、そのアイテムと過ごした子ども達との日々を、振り返り懐かしみそして納得して消化するには充分な時間を過ごすことができています。

そう。部屋が整理整頓されるように、思い出がキチンと整理されるのです。

 

子ども達の親離れにやや遅れをとっていたり、未練を感じたりもします。捨てられないモノ達で部屋が片付かなくてイライラしたりも。

でもこのメルカリ作業のおかげで、私は今ゆっくりと胸の中に大切な思い出達を整理しているところです。

子育てまだまだ手がかかることも頭を悩ませることも多いけれど、四六時中べったり…ではなくなったら、大切な思い出を洗い直して心に収納。オススメです。

 

五輪に思うこと

オリンピックが始まり、もうすぐ終わります。その期間中に、開催前の残念な予想通りにコロナ感染者は激増し、首都圏は緊急事態宣言に入りました。

 

「オリンピック選手になりたい」

「あんな風に強くなりたい」

「カッコいい!」

五輪を見て体感して、子ども達は目標を持ち、毎日練習に励むのだと思います。だから五輪は夢の舞台なのです。

今までは。

 

しかし今回思うのは、この1年以上、泣きながら悔しがりながら色んなことを我慢してきて、なお今もたくさんの活動制限の中で必死に生活している子ども達は、何を思っているのでしょうか。五輪を夢の舞台と素直に思うのでしょうか。

若者が…と感染増の一因と言われた10代の未来ある若い世代が、熱気を帯びる五輪の陰で静かに冷めていることに、大人達は気付けているのでしょうか。

 

オリンピックで頑張るアスリートの方々は素晴らしい。オリンピックでなくても、必死に頑張る人の姿は、いつでも美しい。

でも今回コロナ禍でこの国の大人たちは(私も含めてですが)、「仕方ない、県境を越えないで、ステイホーム、我慢してください」としか言わずに、その場をなんとなくやり過ごしてきてはいないでしょうか。本当に必死にがんばれているでしょうか。

 

部やクラブの活動が思うようにできない中、どこかで妥協点を見つけて、低めの出来ることに目標を変更し、その目標ですら挑戦することさえも叶わなかった、負けることをも許されなかった中学生高校生のたくさんの涙と悲しみと寂しさの犠牲の上に、この夏、東京で五輪が行われたこと。

私たち大人がその傷みを当事者の子ども達以上に背負い、思いをはせる責任があると思うのです。

 

挑戦したかったね、もっとやりたかったね、どうにか気持ちをつないで目指していた大会を練習をイベントを、開催してあげられなかったこと、不甲斐なく大変申し訳ない。

 

10代の子ども達がのびのび元気な日本になるには、どうしたら良いのかな…模索の毎日です。

 

実況って

スポーツ観戦が好きで、現地・中継問わず、競技を問わず、よく観ます。

このコロナ禍で、テレビ観戦ばかりの1年ですが、なかなか誰も言ってくれないので書こうと思って。

 

あの

 

実況のアナウンサーさん

 

叫び過ぎじゃありません??

 

点が決まって「やったー!」。ホームランが入り"そう"だと「いったー!いったかー!?」(いや、それ心の声。実況じゃないし笑)

耳が痛くなるほど大きな声で「ゴーール!ゴォーーール!!」と叫ばれると、盛り上がりかけたこちらの感動は薄れ、いつもがっかりしながらテレビの音量を下げています。

感動のシーンを伝えてくれるのはありがたいのですが、感動するのは観ている人それぞれであって、興奮したアナウンサーさんの叫び声を聞きたいわけではないのだけどなー…と。オリンピックもはじまりまして、やっぱり叫ぶんだ…と連日残念に感じたので投稿してみました。

 

同じように感じる方、いませんか?

アナウンサーさんは下積みが大変だという話も聞きますが、最近は「スポーツ実況=絶叫する」と教わるのでしょうか?

スポーツ観戦愛好者としては、興奮しない叫ばない方の実況を望みます。

そして、すべての選手の方たちの健闘を祈ります!

 

建築士の日

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昨日7月1日は「建築士の日」だったそうです。建築士になって二十数年…今年初めて知りました(なんてこと!!)

皆さんにとってだいじな住宅に関わっているのだからこそ、もっともっと身近な存在でありたいと思って、日々前進します。

 

お久しぶりです

1年以上、ブログから遠ざかっておりました。樹建築設計です。

 

コロナ禍の環境にも慣れてきたとはいえ、1年かぁ…と思うと、会えないいろんな人の顔を思い浮かべては寂しさと戦う日々です。

 

こんな中でも関わらせていただいたお仕事と人との出会いを大切に、誠実にやっていく。今できることを前向きに。

 

また、少しずつ更新していきたいと思います。

 

今は

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外出しない。

簡単なようで、難しいことのようです。

残念なニュースが次々に流れています。

 

お願いです。

 

寝ていても、

ゲームしてても、

ダラダラしてても、

何をしてても良いので。

 

今はとにかく、お家にいましょう。

いてください。

 

会いたい人には、電話してメールしてLINEして、会いたい気持ちを伝えて。

その人を大事に思うなら、その人と生きる世界をまた見たいのなら、やりたいことや行きたい所や欲しいものがあるなら、今は。

お願いします。

 

「〇〇命」とか「〇〇ができないとストレスが」…と、コロナ前と同じことを続けている方へ。

命が無いと、大好きな〇〇もできなくなります。

「自分は大丈夫」という考えが、周りの誰かを殺してしまうかもしれないのです。

 

今、この瞬間も命をかけて人命救助にあたっている医療関係従事の方々にがんばってもらえるように。格好をつけている場合ではない。何が出来るか、何をしちゃいけないのか。

 

お願いです。

みんなで。